地経学研究所(IOG)は、初回である2021年から数えて3回目となる経済安全保障100社アンケートを実施しました。ウクライナ情勢を受けて、対ロ制裁は企業のコスト増や事業の将来性など経済活動に様々な影響を及ぼすとともに、米中対立や台湾有事への危機意識も高まっています。そのような中で、日本企業は、情報管理の強化やサプライチェーン強靭化など、安全保障と経済活動のはざまで苦悩しつつ様々な取組を進めています。経済安全保障をめぐり、企業は何を課題とし、どのように対処しようとしているのか、アンケートの結果などを踏まえて考察を深めます。
日本では半導体を「産業のコメ」と例える通り、半導体は日本の主力産業である自動車産業や電機産…
主任客員研究員
山田 哲司
日本は今、半導体ルネッサンスの真っただ中にある。今年2月には、台湾のTSMCとソニーおよび…
地経学研究所長
鈴木 一人
安倍晋三首相は、2012年の第二次安倍政権発足後、最初の訪問先としてベトナム、タイ、インド…
2024年6月5日、日英伊の3か国が次期戦闘機の共同開発を管理するための政府間機関(GIG…
客員研究員
奥山 英樹