地経学ブリーフィング

IOGの研究活動
地経学ブリーフィング

地経学研究所(IOG)に所属する研究者を中心に、経済的な「デカップリング」が困難である中で、対立する関係にある国家がどのような関係を作っていくのか。地政学だけでは読み解けない時代を「地経学」という観点で読み解きます。
新興技術
日本の量子技術国家戦略はどこへ向かうのか?

20世紀前半の世界大戦期の機関銃や毒ガス、冷戦期の核・宇宙技術開発戦争、今日のAI競争に続き、地経学的展望において急速な発展が注目されて久しいのが …(以下に続きます)

外交
習近平政権の対外行動を規定する統治構造上の特徴

【執筆者:小嶋 華津子 慶應義塾大学法学部教授】 トランプ政権による相互関税政策が世界の経済秩序を揺るがすなか、習近平政権は迅速かつ戦略的に対抗措置を講じつつ、同時に実務協議には前向きに応じるという二面性を見せた。このような対外行動のあり方は、中国特有の

経済安全保障
造船超大国化する中国の地経学リスク

中国造船業の存在感が、国際市場でますます強まっている。中国工業・情報化部が公表した2024年の統計によれば…(以下に続きます)

主任研究員

土居 健市

政治・経済
中国は自由貿易の擁護者になれるのか

第二次トランプ政権の発足以降、国際秩序の動揺が議論されることが増えている。米国は、貿易赤字解消や製造業復興のため各国に高い関税をかけ、自由貿易を放棄したかのようである。また、気候変動枠組条約パリ議定書や世界保健機関(WHO)からの脱退を表明し、多国間システムか

主任客員研究員

町田 穂高

政治・経済
深化するチャイナリスク――なぜ中国は「強気」なのか

世界経済を揺るがしてきた米中の関税合戦が交渉のフェーズに入った。5月10-11日のベッセント財務長官と何立峰副首相をトップとする二国間協議を経て、双方は追加関税を115%下げ、残りの一部を90日間にわたり停止しながら交渉を継続することを発表した。またコミュニケ

上席客員研究員

江藤 名保子

経済安全保障
米国債と貿易戦争

トランプ大統領が4月2日に「相互関税」を発表した直後、市場では異例の動きが見られた。 まず、投資家は経済政策の不確実性の中での典型的な戦略を取った。すなわち、米国株を売却し、安全資産である国債を買う動きである。株式市場の暴落は通常、債権への資金移動を生み

客員研究員

アンドリュー・カピストラノ

政治・経済
チェックもされず、バランスもない米国経済政策過程の未来

トランプ大統領の関税について多くのことが書かれたが、より根本的な課題は…(以下に続きます)

客員研究員

ポール・ネドー

政治・経済
DOGEショックがもたらす「米国の信頼性」の危機

主任研究員

相良 祥之

外交
相互関税が示すトランプ関税の問題:我々はどう対応すべきか

トランプ大統領は4月2日にいわゆる「相互関税」導入の大統領令に署名、世界に衝撃を与えた。同盟国日本も、その対象だ。すべての国に最低10%、加えて、貿易相手国の不公正の度合いに応じて更に追加関税を課すという内容で、主要国の税率は…(以下、本文に続きます)

主任客員研究員

大矢 伸

経済安全保障
トランプ政権の経済政策をどう見るべきか

就任してから2ヶ月が経った第二次トランプ政権だが、その間、矢継ぎ早に大統領令を発出し、中国だけでなく、カナダやメキシコなどの同盟国、友好国に対しても関税をかけるという政策を展開している。ただ、カナダやメキシコに対する関税に関しては、2月に執行すると言いながら、

地経学研究所長

鈴木 一人

編集長

鈴木 一人

地経学研究所長,
経済安全保障グループ・グループ長

立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了、英国サセックス大学大学院ヨーロッパ研究所博士課程修了(現代ヨーロッパ研究)。筑波大学大学院人文社会科学研究科専任講師・准教授、北海道大学公共政策大学院准教授・教授などを経て2020年10月から東京大学公共政策大学院教授。国連安保理イラン制裁専門家パネル委員(2013-15年)。2022年7月、国際文化会館の地経学研究所(IOG)設立に伴い所長就任。 【兼職】 東京大学公共政策大学院教授

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