地経学ブリーフィング

IOGの研究活動
地経学ブリーフィング

地経学研究所(IOG)に所属する研究者を中心に、経済的な「デカップリング」が困難である中で、対立する関係にある国家がどのような関係を作っていくのか。地政学だけでは読み解けない時代を「地経学」という観点で読み解きます。
安全保障
海底ケーブルの強靭化戦略:ハイパースケーラーをもたざる国の選択

【執筆者: 居石 杏奈、総務省情報通信政策研究所】 第1次高市内閣の日本成長戦略本部が示した17の重点投資分野の一つ「情報通信」では、デジタルインフラの強靱化の一環として、国際海底ケーブルの地方分散を促進することが盛り込まれた。バルト海や台湾沖で相次いだ海底

新興技術
フィジカルAIをめぐる国際競争と日本の戦略的位置

2026年1月の総理大臣年頭記者会見において、高市首相は『我が国が強みを有する製造業やサービス業が積み重ねてきた質の高いデータを集積し、学習させることで、ロボットが自律的に人間を支援する、精密なものづくりを行う工場が無人で制御される、といったことが可能となる「

経営主幹

塩野 誠

新興技術
「新技術立国」における科学の戦略的価値

高市首相は2025年10月24日の所信表明演説において、「新技術立国」を政策方針のひとつに掲げた。11月の科学技術イノベーション会議ではその内容として、「日本に強みがある技術の社会実装を進めるとともに、勝ち筋となる産業分野について、国際競争力強化と人材育成に資

主任客員研究員

齊藤 孝祐

新興技術
日本企業が直面するエネルギー安全保障の死角

エネルギーの安定かつ安全な供給は、すべての国家にとって経済発展と豊かな国民生活の前提であり、産業競争力を高める基盤である。供給が揺らげば物価と成長を直撃し、社会の安定にも波及する。ゆえにエネルギー安全保障は国家戦略から外すことができない。 ここでは、日本

プログラムコーディネーションマネージャー

佐々木 明彦

安全保障
中国の核脅威に日本はどう対処すべきか: 台湾有事と核抑止の関係性を探る

2021年、フィリップ・デービッドソン米インド太平洋軍司令官(当時)が、2027年までに中国が台湾を侵攻することができる能力を備える可能性に言及して以来、台湾有事の…(以下に続きます)

主任研究員

小木 洋人

安全保障
中国の通常弾頭ICBM配備がもたらす日米同盟強化の逆説

米国防省が毎年年末に連邦議会へ提出している『中国軍事力レポート』は、中国軍の最新動向を最も包括的かつ詳細に分析している文献の一つである。2025年12月に公表された最新版では多くの記述が注目を集めたが、とりわけ関心を呼んだのが、核ではなく通常弾頭を搭載する大陸

研究員

井上 麟太郎

安全保障
「トランプ政権の抑止戦略再設計― 西半球優先と第3の道、日本への示唆」

トランプ政権は2025年12月、「国家安全保障戦略2025(NSS2025)」を発表した。その内容は政策マニュフェスト的な色彩が強く、世界最強の軍事力と核抑止力の維持…(以下に続きます)

国際安全保障秩序グループ・グループ長

柿原 国治

外交
高市政権の外交課題 米中「停戦」のなかの日本――「日本像」の再考を

日本は中国との関係を再設計すべき局面を迎えている。今、高市政権が直面しているのは中国への抑止力を強化しながら中国との関係改善を図る、という難解なパズルである…(以下に続きます)

上席客員研究員

江藤 名保子

外交
高市政権の外交課題 秩序なき時代の戦略的シグナリング

高市政権は、発足直後から東アジア首脳会議、日米首脳会談、APEC(アジア太平洋経済協力会議)の場を活用した日韓および日中首脳会談を相次いで実現し、外交面ではいわばロケットスタートを切ったと評価できる。…(以下、本文に続きます)

常務理事(代表理事)

神保 謙

外交
トランプ関税が高市政権に強いる日米欧3極協調のアップデート

高市政権は、国内の高い支持率に支えられた船出となった。…(以下、本文に続きます)

主任研究員

鈴木 均

編集長

鈴木 一人

地経学研究所長,
経済安全保障グループ・グループ長

立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了、英国サセックス大学大学院ヨーロッパ研究所博士課程修了(現代ヨーロッパ研究)。筑波大学大学院人文社会科学研究科専任講師・准教授、北海道大学公共政策大学院准教授・教授などを経て2020年10月から東京大学公共政策大学院教授。国連安保理イラン制裁専門家パネル委員(2013-15年)。2022年7月、国際文化会館の地経学研究所(IOG)設立に伴い所長就任。 【兼職】 東京大学公共政策大学院教授

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